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知っておきたい介護保険と入浴補助用具│入浴の不安を解消する方法

高齢者の入浴には、転倒のリスクが伴います。
そのため、大きな怪我をしてしまわないか心配している方も多いのではないでしょうか。
入浴補助用具を適切に活用することで、安全な入浴環境を整えることができます。

本記事では、介護保険制度において入浴補助用具が購入の対象になること、介護保険で利用できるおすすめの入浴補助用具をご紹介します。
ご自宅での入浴が安心して行えるよう、この記事を参考にしてください。

ご自宅での入浴に不安はありませんか?

「自宅で不安なく、心ゆくまで快適に入浴したい」これは、多くの高齢者が共通して願うことかと思います。
しかし、実際には浴室での転倒リスクや身体的な負担が、この大切な時間を不安なものに変えてしまうケースがあります。

高齢者が入浴する場合、加齢に伴う身体能力の変化や浴室の滑りやすい床、浴槽の段差など、さまざまな危険が潜んでいます。実際、浴槽内での事故や溺水による65歳以上の死亡者数は年間約4,750人に達し、これは交通事故死者数を超える数字です(消費者庁、令和3年人口動態統計より)。
また、浴室での事故は骨折のような重篤な怪我につながるケースも少なくありません。

このようなリスクは、単なる身体的な問題にとどまりません。精神的な不安も入浴への意欲を無くしてしまうことがあります。心身のリフレッシュとなるべき時間が負担になってしまっては、生活の質が低下することにもなりかねません。

「もしも」の前に入浴補助用具で安心の備えを

浴室での転倒は大きな怪我につながる可能性があるため、不安に感じている方も多いと思います。しかし、適切な対策を取ることで、転倒リスクの軽減に役立ちます。

転倒リスクを軽減するには、入浴時の事故の原因を理解することが大切です。主なリスクは次の通りです。

  • 浴室内の小さな段差
  • 滑りやすい床面
  • 浴槽をまたぐ際の段差
  • 洗身時の不安定な体勢
  • 視力低下による視界不良

上記のようなリスクを軽減するひとつの方法が、入浴補助用具の活用です。
ちょっとした用具の活用によりお風呂の安全性は大きく変わります。入浴補助用具は、身体的な負担軽減をサポートするだけでなく、「転ぶかもしれない」という心配も減らし、安心して入浴できるゆとりをもたらしてくれます。

入浴補助用具導入のメリット

入浴補助用具はご自宅での安全な入浴をサポートします。導入することで得られる主なメリットは次の通りです。

  • 身体的負担の軽減と安全性向上:浴槽の出入りや洗身の動作などが楽になり、転倒リスクの軽減をサポートします。
  • 精神的な安心感と自立心の維持:入浴時の事故への不安を軽減し、一人で入浴できるという安心感を得られます。その結果、自立した生活を続けられ、生活の質(QOL)向上につながります。
  • ご家族の不安軽減:高齢のご家族が一人で入浴することへの不安を軽減できます。

上記のように入浴補助用具は、高齢者が安全に入浴できるよう支え、ご家族にとっても大きな安心をもたらします。

入浴補助用具はレンタルできる?介護保険は使える? 

入浴補助用具の導入を考える際「レンタルは可能なのか」「介護保険は使えるのか」といった点は、誰もが知りたい情報ではないでしょうか。
この章ではそのような疑問にお答えしながら、介護保険制度における入浴補助用具の位置づけや、利用できる具体的な制度について詳しく解説していきます。

介護保険で利用できる福祉用具の制度とは?

入浴に不安を感じる高齢者にとって、入浴補助用具を活用することは入浴の際の安全と安心につながります。

介護保険制度は、要介護認定を受けた方が住み慣れた自宅で自立した日常生活を送れるよう支援する公的な制度です。この制度には、訪問介護やデイサービス、ショートステイなどさまざまな介護サービスがあります。その一つとして、自宅での日常生活をより安全で快適にするための福祉用具の利用も含まれているのです。

介護保険を利用して、福祉用具のレンタルまたは購入が可能です。要支援または要介護認定を受けている方が利用できます。
制度を利用する際には、まず福祉用具専門相談員やケアマネジャーなどに相談します。次に、指定事業者から用具を購入し、所定の手続きを行うことで、費用の一部が介護保険の保険者から給付されます。

入浴補助用具はレンタル対象外

多くの福祉用具は介護保険の貸与(レンタル)対象ですが、入浴補助用具は原則としてレンタルできません。これは、他人が使用したものへの心理的抵抗や、高温多湿な浴室環境での使用による材質の劣化・変形により再利用に適さないことが理由です。

上記のような特性から、介護保険制度では衛生面や安全性を考慮し、入浴補助用具を「特定福祉用具販売」の対象品目として購入を基本としています。

出典:厚生労働省「介護保険における福祉用具」

「特定福祉用具販売」の対象となる補助用具

入浴補助用具は、介護保険制度において「特定福祉用具販売」の対象品目と定められています。厚生労働大臣が定める「入浴補助用具」の具体的な種類は、以下の通りです。

  • 入浴用いす
  • 浴槽用手すり
  • 浴槽内いす(浴槽台)
  • 入浴台(バスボード)
  • 浴室内すのこ
  • 浴槽内すのこ
  • 入浴用介助ベルト

これらの用具を高齢者の身体状況や浴室環境に合わせて使用することで安全な入浴が可能になります。

参考:厚生労働省「厚生労働大臣が定める特定福祉用具販売に係る特定福祉用具の種目」 

特定福祉用具販売の種類

ご自宅での入浴を安全に行うためには、さまざまな入浴補助用具が役立ちます。
ここでは、とくに役立つ入浴補助用具をご紹介します。

足元を支える浴室内すのこ

浴室内すのこは、浴室の洗い場に設置するアイテムです。一般的なすのこと異なり、濡れても滑りにくい素材や構造で、足元を安定させ転倒リスクを軽減します。ユニットを組み合わせて洗い場スペースに合わせられるタイプもあり、敷くだけで簡単に設置できます。

浴室の安全性を高める浴槽用手すり

浴槽用手すりは、浴槽への出入りや浴槽内での姿勢保持に不安がある方に向けた手すりです。特別な工具が不要で、グリップの高さや幅を簡単に調節できるため、使用する方の体格や浴槽の状況に合わせた設置が可能です。

「浴槽手すりUST-130N」はトルク制御機能により、浴槽を傷つけることなく適切な力でしっかりと固定。高齢者が浴槽に出入りする際に、安定した支えを提供します。手すりの浴槽への取り付け位置が変わっても、内グリップを付け替えることなく、どの位置からでも握ることができるため、安全な姿勢を保ちやすくなります。

浴槽手すりUST-130N

安定した姿勢を保つ入浴用いす(シャワーチェア)

入浴用いす(シャワーチェア)は、浴室の洗い場で座って身体を洗うための入浴補助用具です。立ち続けることが難しい方や、バランスに不安がある方におすすめです。安定した姿勢を保てるため、転倒リスクを軽減し、入浴時の負担を大きく軽減できます。

「ユクリアAIR ミドルSPワンタッチ」は、二重構造のWクッションが体を柔らかく支え、肘掛けは立ち上がりをサポートします。また、従来品と比較して約30%の軽量化を実現しているため、持ち運びや片付けが簡単です。

業界最薄クラスの約13cmという折りたたみ時の幅も特徴で、狭い浴室でも場所を取りません。さらに、防かび加工に加え防汚加工や抗菌機能も備えているため、日々のお手入れが簡単です。

シャワーチェア ユクリアAIR ミドルSPワンタッチ

浴槽の出入りをサポートする浴槽台(浴槽内いす)

浴槽台は、浴槽の底に置いて使用する入浴補助用具です。浴槽をまたぐ高さの調整に使えるだけでなく、浴槽内で安全に座ることも可能にします。

「浴槽台ソフト(Air)レギュラー」は、浴槽台の使いやすさを追求した製品です。この浴槽台は、従来品と比較して最大約30%軽量化していて、片手でも簡単に持ち運びができます。

また、防かび加工と防汚加工が施されているため、日常のお手入れが簡単です。天面は滑りにくいクッション素材で、使用者の身体状況や浴槽の高さに合わせて調整可能です。

浴槽台ソフト(Air)レギュラー

入浴補助用具の相談・購入はどこで?

入浴補助用具はどこで相談し、どのように購入すれば良いか、迷う方もいるかと思います。
主な購入方法としては、実店舗とインターネットでの購入が挙げられます。実店舗では、実際に製品を手に取って確認できる利点がありますが、展示されている品数が限られるのがデメリットです。

一方で、インターネットは非常に多くの製品を取り扱っており、ご自身の状況に合うものを見つけやすいメリットがあります。
ただし、介護保険の福祉用具購入費の支給対象は、原則として各自治体の指定を受けた事業者からの購入に限られます。インターネット購入の場合、購入前に介護保険の適用可否や手続きについて、ケアマネジャーや自治体の窓口に確認することをおすすめします。

最適な入浴補助用具を選ぶためには、ご自身やご家族の身体状況や浴室の環境に合わせた専門的なアドバイスが不可欠です。ヤガミホームヘルスセンターでは、それぞれのニーズに合った用具の選び方について、福祉用具専門相談員が丁寧にご案内いたします。

購入手続きに関するご不明点もサポートいたしますので、安心してご相談いただけます。

まとめ:安心できる入浴環境へまずはお気軽にご相談ください

入浴時の転倒リスクや身体的負担は、高齢者にとって大きな課題です。場合によっては、入浴意欲の低下につながりかねません。しかし、適切な入浴補助用具の導入により、これらの課題の改善に役立つ可能性があります。

入浴補助用具の活用を考えている方は、介護保険制度の利用も視野に入れてみてください。介護保険制度では、入浴補助用具は特定福祉用具販売の対象とされており、レンタルの対象ではないため、注意が必要です。

安心できる入浴環境を整えることは、日々の生活をより快適にすることにつながります。
本記事を参考に、あなたやご家族に合った入浴補助用具を見つけて、安心できる入浴のひとときをお過ごしください。

介護用品選びはヤガミホームヘルスセンターへ

入浴時の転倒リスクや不安は、適切な入浴補助用具で軽減できますが、最適なものを選ぶことは容易ではありません。

ヤガミホームヘルスセンターでは、ご家庭の状況や使用される方のニーズに合わせて、適切な製品選びをサポートさせていただきます。入浴補助用具の選び方でお悩みの際は、ぜひご相談ください。

まずはお気軽にお問い合わせください。

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