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胃ろうのある生活をサポート!在宅での栄養管理、おすすめアイテム

在宅で胃ろうをケアするということ

胃ろうのケアは、相手の体調や気持ちの変化に寄り添いながら、日々の暮らしのなかで丁寧に関わることが求められます。
毎日の食事は、体だけでなく、心にも大きな影響を与えるものです。「食べること」を支えることは、その方の「生きる力」を支えることにもつながっています。
時に不安やプレッシャーを感じてしまう方もいるかもしれませんが、ひとりで抱え込まずに、専門職のサポートを受けたり、便利なアイテムを取り入れたりすることで少し気持ちに余裕が持てる場合もあります。
この記事では、無理なくケアを続けていくヒントや、アイテムをご紹介します。

押さえておきたい!在宅での胃ろうによる栄養管理の流れと注意点

在宅での胃ろうによる栄養管理は、一連の流れを理解しておくことが大切です。
正しい手順を知っておくことは、胃ろうの方がより安心して、快適に日常を過ごすことにつながります。
この記事では、基本的な流れや気を付けたいポイント、安全でスムーズな栄養管理についてご紹介します。

注入前の準備

胃ろうによる栄養管理は、まず栄養剤やシリンジ、注入用の水などを準備することから始めましょう。そのうえで、ご本人の体調を確認します。
発熱やお腹の張りがある場合は無理に注入せず、医師や看護師に相談してください。
また、誤嚥や逆流を防ぐために、注入中は背もたれを30〜45度ほど起こした体位を保ちましょう。

注入の流れと注意点

在宅での胃ろうによる栄養管理は、注入の適切なスピードと状態の観察が重要です。
一般的には、200mLを約1時間かけて注入するのが目安です。速すぎると不快感や逆流の原因になりやすいため、クレンメ(チューブの流れを調整・停止するための留め具)を使って速度を調整しましょう。
注入中は顔色や呼吸、ろう孔周囲の皮膚状態などをこまめに確認し、少しでも気になることがあれば、注入を中断して医師や看護師に連絡してください。

注入後のケア

栄養剤や薬の注入後は、チューブ内と注入部周辺の両方にケアが必要です。
チューブ内は、ぬるま湯を入れたシリンジでしっかり洗浄します。洗浄は接続チューブにシリンジをつなぎ、勢いよく水を流して残留物を取り除きましょう。10倍希釈の酢水を10mL注入すると効果的です。
また、注入部周辺の皮膚も毎回確認します。赤みが強くなっていないか、異常なにおいや滲出液がないかを観察します。

在宅での栄養管理を長く続けるために大切なこと

在宅での胃ろうによる栄養管理を続けるには、介護をする方ご自身の心と体の健康にも目を向ける必要があります。
この章では、介護をする方の負担を軽くしながら、無理なくケアを続けるための考え方を紹介します。

介護をする方へ

在宅で胃ろうによる栄養管理を続けるうえで、介護をする方の心身のケアが大切です。
経済的な負担や利用できる支援については、介護保険をはじめとする様々な制度があります。
まずは、お住まいの自治体の窓口や、地域包括支援センターに相談してみることをおすすめします。専門の相談員が、利用できる制度やサービスについて丁寧に案内してくれます。

もし、周囲の人に話せない不安や悩みを感じたら、医療従事者(医師や看護師など)やケアマネジャーにご相談ください。また、地域包括支援センターでも、介護に関する様々な相談に応じてくれます。専門家は、医療的なアドバイスだけでなく、精神的な支えにもなってくれるはずです。
無理なく、ご自身のペースで介護と向き合っていくことが、長く良いケアを続けられることにつながります。

在宅介護は、どうしても心身に負担が蓄積しがちです。無理なく介護を続けていくための方法として、レスパイトケアという選択肢があります。
レスパイトケアとは、一時的に介護を専門の事業所や人にお願いして、介護をする方が休息を取ったり、自分の時間を持ったりするためのサービスです。
例えば、数日間だけ高齢者の方が短期入所施設を利用する方法や、日中の数時間に訪問介護サービスを利用して家事援助や見守りをサポートしてもらう方法などがあります。

レスパイトケアを取り入れることで、介護をする人の心と体に少しゆとりが生まれ、日々の介護を続けていくための支えになります。

在宅での胃ろうによる栄養管理を助けるおすすめアイテム

在宅での胃ろうによる栄養管理をもっと快適に、安心して続けていくためには、便利なアイテムの力を借りることも大切です。
ここでは、毎日のケアを助ける実用的なアイテムについてご紹介します。こうしたアイテムを活用することで、日々のケアがより快適になります。

ポケット付き胃ろう用腹帯|抜去と皮膚トラブルを防ぐ

胃ろうを造設したあとのケアでは、チューブの抜去や皮膚のトラブルが考えられます。
ポケット付き胃ろう用腹帯は、チューブを目立たず収納できる構造と防水加工が特徴です。ポケット入口にフラップがあるため、無意識の接触や引っ張りを防ぎ、自己抜去の予防に役立ちます。
また、チューブが肌に直接触れにくいため、皮膚トラブルの軽減も期待できます。伸縮性のあるやわらかい生地で、チューブが折れにくく快適に過ごせるのもポイントです。

ソフトケアねまき|着替え・排泄・清拭がスムーズに

「ソフトケアねまき」は、寝たきりの方や要介護者の着替えや排泄などをよりスムーズに行えるよう工夫された介護ねまきです。
両開きのフルオープンファスナーにより、おむつ交換や清拭時の動作負担を軽減し、腕ファスナーで袖を通さずに着替えられる設計も魅力です。
背面に縫い目がないため褥瘡(じょくそう)のリスクも抑えられ、やわらかな綿素材は長時間着用しても快適。医療的ケアにも配慮された設計で、介護する方と介護を受ける方の双方にやさしい一着です。

ソフトケアねまき 薄手

ソフトケアねまき両開き ファスナー スリーシーズン

介護用品に関するご相談はヤガミホームヘルスセンターへ

在宅での胃ろうによる栄養管理は、毎日の暮らしを支える大切なケアのひとつです。
ヤガミホームヘルスセンターでは、経管栄養や経腸栄養に対応した消耗品を、医療従事者の指示のもとでご購入いただけます。

胃ろうの管理に必要な消耗品は、一部医療機器になるため、ヤガミホームヘルスセンターのe.よりそうだん「医療機器 購入希望フォーム」で申請後、ご購入いただくことができます。

ご相談窓口

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ご連絡先電話番号
(通話料無料)
0800-555-7772
受付時間月〜金曜 10:00〜17:00
休業日土曜・日曜・祝日・年末年始
オンラインショップメールinfo@e-yorisoudan.com

【参考】
長崎市訪問看護ステーション連絡協議会「在宅における胃ろう管理の手引き」
ナース専科「経管栄養(経腸栄養)とは」
健達ねっと「介護施設での経管栄養とは?在宅でのケアとリスクの対処法も解説」
日本在宅医療連合学会「家族のケア」

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