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【暑い季節の脱水予防】高齢の方も飲みやすい水分補給アイテム

高齢になると喉の渇きを感じにくくなったり、飲み込みにくさを感じたりすることで、自覚症状がないうちに水分不足に陥り、夏バテや熱中症のリスクが高まってしまいます。
この記事では、飲みやすく、飲み込みに不安がある方でも安心な、水分補給に役立つアイテムをご紹介します。ゼリー飲料やとろみ剤、ストロー付きコップなど、日々の水分摂取がしやすくなるための工夫と商品選びのヒントをまとめました。

高齢者が夏に脱水症状を起こしやすい理由と早期発見のポイント

「喉が渇かない」だけではない、高齢者に起こる体の変化

高齢者は、自覚症状がないまま水分不足に陥りやすい傾向があります。その原因は、単に喉の渇きを感じにくいことだけではありません。加齢によって起こるさまざまな体の変化が、水分不足のリスクを高める要因として深く関わっているのです。

人間の体に欠かせない水分は、血液やリンパ液といった体液として蓄えられています。水分量は乳児で体重の約70%、成人で約60%、高齢者では約50〜55%と年齢とともに低下していきます。
水分量低下の主な要因として、まず、加齢による筋肉量の減少が挙げられます。筋肉は体液を豊富に保持するため、筋肉量が低下すると体内の水分量も減少します。

次に、体内の水分バランスを調整する腎臓の機能が衰えることで、体内の塩分濃度を正常に保つことが困難になり、脱水症のリスクが高まります。

さらに、体内で栄養素を分解する際に生成される水分(代謝水)の生産量が、加齢によって減少することも、体内の水分量が低下する要因のひとつです。このような複数の要因により、高齢者は体内に蓄えられている水分量が低下した状態になります。

上記に挙げた身体的変化の他、気温の上昇や室内温度の変化などの環境要因が重なることで、脱水症状のリスクが高まります。

参考)厚生労働省|代謝水について:https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001316470.pdf

日々の暮らしで気づける高齢者の脱水のサイン

高齢者は喉の渇きを感じにくく、自覚症状がないうちに脱水状態に陥っていることがあります。日々の何気ない様子から「いつもと違う」変化に気がつけるよう、以下の点に注目してください。

  • 体温や皮膚の変化
  • 尿の量や色の変化
  • 表情や言動の変化
  • 身体の不調

体温や皮膚の変化

いつもより体温が高い、熱っぽいと感じた場合は脱水のサインです。手の甲の皮膚を軽くつまんでみて、戻るまでに3秒以上かかるときも脱水を疑ってください。皮膚にハリがなく乾燥していることも脱水の兆候です。

尿の量や色の変化

6時間以上排尿がない場合や、尿の色がいつもより濃くなった場合は、脱水のサインです。通常は3〜5時間に1回程度の排尿が正常とされているため、これより間隔が空いたらすぐに水分補給を行い、様子を観察します。
改善が見られない場合は、迷わず医療機関に相談してください。

表情や言動の変化

ぼんやりとしている、元気がない、呼びかけに対する反応が遅いといった変化が見られたら、脱水の可能性があります。なんとなく食欲がない状態も脱水のサインです。めまいや立ちくらみ、足元がふらつくといった症状も脱水の兆候です。

身体の不調

こむら返りや筋肉の痙攣、頭痛、吐き気なども脱水や熱中症のサインとして現れることがあります。

高齢者によく見られる水分補給のトラブル

高齢者の水分補給は、多くのご家庭で頭を悩ませる問題でもあります。水分補給をしっかり行うためにも、以下に挙げる課題とその背景を理解しておくことがおすすめです。

飲水量の把握が困難

認知機能の低下により、高齢者ご本人が「いつ」「どれくらい」水分を摂ったかを覚えていない場合があります。そのため、気づかぬうちに必要な水分量を下回ってしまい、脱水症を起こすリスクが高まります。

水分摂取の拒否

多くの高齢者が、「トイレが近くなること」を懸念して、意図的に水分摂取を控える傾向があります。また、加齢による嚥下機能の低下でむせやすくなることから、水分摂取を敬遠するケースも少なくありません。

体に負担をかける飲み方

必要量以上に水分を補給すると、かえって身体に負担をかけてしまう場合があります。

ご家庭でできる水分摂取の工夫

高齢者の脱水予防に欠かせないのが、こまめな水分摂取です。しかし「なかなか思うように水分を摂ってくれない」と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、毎日の暮らしの中で無理なく続けられる水分摂取の工夫を、わかりやすく紹介します。
本章を参考に、高齢者に合った水分摂取方法を見つけ、無理なく続けられるようにしてください。

無理なく毎日水分摂取を行う習慣づくり

高齢者の水分摂取は、適切なタイミングと飲み方の工夫が重要です。

起床時や食事の前後、入浴の前後や就寝前などに、身体への負担が少ない常温または体温程度の温かい飲み物をゆっくり飲んでもらいましょう。水が苦手な方には、他の選択肢も考えてください。
例えば、梅昆布茶なら塩分も同時に補給でき、オレンジジュースや野菜ジュースはカリウムの補給に役立ちます。また、牛乳やヨーグルトドリンク、甘酒といった飲み物は栄養補給も兼ねられるため、特におすすめです。

それから、高齢者ご本人の手の届くところに飲み物を置いたり、好きなお菓子と一緒に勧めたりするなど、自然な形で水分摂取を促せる環境づくりも大切です。 ただし、塩分や糖分の制限がある場合は、医師や管理栄養士に相談し、適切な飲み物を選んでください。

水分と栄養を同時に摂取。食事と間食を活用しよう

食事や間食で水分摂取を行うことは、高齢者にとって効果的な方法です。ゼリーやプリン、果物など水分を豊富に含む食品なら、おいしく楽しみながら必要な水分を摂取してもらえます。

特におすすめなのが、栄養価の高い乳製品を使ったデザートです。ヨーグルトや牛乳プリンは、たんぱく質の補給と水分摂取を同時に行えるのが魅力です。

また、羊羹やチョコレートのような甘いおやつを食べた後は自然と喉が渇くため、水分を積極的に摂取しやすくなります。スイカやメロン、桃などの季節の果物は水分含有量が高く、ビタミンやミネラルも同時に補給できます。食後やおやつに提供すれば、手軽に水分と栄養を摂ってもらうことが可能です。

アイソカルゼリーハイカロリー 12種12個セット

「アイソカルゼリーハイカロリー 12種12個セット」は、1個66gで150kcalが摂れる効率的な栄養補助ゼリーです。あずきやスイートポテト、チョコ、りんごなどバラエティ豊かな12種の味で、飽きずに続けられるのも魅力。常温保存OKで災害備蓄にもおすすめです。

高齢者の「飲みたい」を助ける水分補給アイテム

ここでは、高齢者の水分補給に役立つ、さまざまなアイテムをご紹介します。
本章を参考に、高齢者が無理なく水分を摂れるよう、ぜひ水分補給アイテムを活用してください。

飲み込みの不安を解消、安心のサポートアイテム

高齢者の中には飲み込みがうまくいかず、むせてしまう方もいます。そのような方におすすめなのが、飲み込みをサポートするアイテムです。

例えば、とろみ剤を活用するのも一案です。水分にとろみをつけることで、ゆっくり飲み込めるようになり、誤嚥のリスクを軽減できます。
また、飲料タイプのゼリーも飲み込みやすくおすすめです。そのほか、嚥下が気になる方にも安心な、やわらかくて水分も摂れる栄養補給食もあります。

とろみ名人 スティックタイプ

お茶や味噌汁など、素材の風味を損なわずに手軽にとろみづけできるスティックタイプのとろみ調整食品です。冷たい料理から温かい料理まで、温度を気にせずサッと溶け、ダマになりにくいのが特長。のどごしが良く、べたつきの少ないとろみのため、違和感なく召し上がれます。

お水のゼリー ソーダ味

どなたにも飲みやすい、喉にゆっくりと伝わるなめらかなゼリー飲料です。
日常の水分摂取だけではなく、夏場の熱中症対策にもおすすめです。また、1袋(120g)あたり食物繊維2.4gを含み、腸内環境を整えることで健康維持をサポートします。

やさしい献立すりおろし果実 りんご

キユーピーの「やさしい献立」は、いつもの食事が食べづらい方のために開発されたユニバーサルデザインフードです。
特に「すりおろし果実」は、果肉をなめらかにすりおろし、果汁が分離しない食べやすいデザートです。

このシリーズの特長は、食べやすさ(下処理・下調理にもこだわり)、おいしさ(素材の旨味を活かした味付け)、選びやすさ(豊富なラインアップ)の3つがあり、毎日の食事を楽しくサポートします。

夏の不調に備える、効率的な水分・電解質補給

夏場は気温や湿度の上昇によって大量に汗をかくため、特に高齢者は脱水症状を起こすリスクが高まります。
水分補給は大切ですが、汗で失われるナトリウムなどの電解質もあわせて補う必要があります。
電解質の補給には、水分と電解質がバランスよく配合され、同時に補給できる飲料がおすすめです。ただし、電解質を配合した飲料は、常飲すると塩分過多になる恐れがあるので注意が必要です。
1日の目安量は500mL~1000mL程度ですが、体調や活動量に合わせて調整してください。

「明治アクアサポートゼリー」は、水分とナトリウムイオン、ブドウ糖の配合バランスを体液に近づけることで、効率的な吸収を実現した飲料です。
さわやかなりんご風味なので飲みやすく、夏場の水分・電解質補給に最適です。

高齢者の脱水対策には、水分と電解質を同時に補給できる飲料の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

明治アクアサポートゼリー

ナトリウムイオンとブドウ糖の量を水分の吸収に配慮したバランスに調整されているゼリーです。塩味があっても飲みやすい、さわやかなりんご風味で、体が求める水分・電解質を補給できます。

アクアソリタゼリー ゆず風味

「アクアソリタ」ゼリーの電解質組成は、医療現場で水分・電解質の補給・保持に用いられている輸液の製造技術をベースにつくられています。「補給」「保持」「継続」の3つの力で、毎日の水分・電解質ケアをしっかりとサポートします。

毎日の水分摂取をお助け。あると便利なアイテム

高齢者の脱水症予防には、こまめな水分摂取が欠かせません。しかし「ベッドから起き上がるのが大変」「コップを持ち上げる力もなく、こぼしてしまう」など、水分摂取が難しい方もいます。
そのような方には、持ちやすさや飲みやすさに工夫をしたアイテムがおすすめです。

高齢者の自発的な水分摂取を促すことで、ご家族の負担軽減が期待できます。ぜひ、高齢者の水分摂取の強い味方として、活用してみてください。

ベッド柵にも掛けられるストローカップ  PH ストローカップ グリーン

ベッド柵にも掛けられるため、手の届く位置に設置でき、2段階の持ち手とストロー付きの設計により、寝たままの姿勢でもご自身の力でラクに水分摂取ができます。握力の弱い方や、やむを得ず利き手で握れない方でも持ちやすい仕様です。2段階持ち手は、握りやすい滑り止め付きです。パーツがカップ・蓋・ストローの3つだけのため、洗いやすくお手入れが簡単です。

飲みやすい、飲ませやすいカップ L-CUP2

介護現場の知恵から生まれた「飲みやすい、飲ませやすいカップ」は、むせやすい方のために設計されたカップです。少し傾けるだけで飲める特殊な構造と、倒れにくい底の形が特長。さらに、両手でしっかり持てる安定感で、飲み物がこぼれるのを防ぎます。

まとめ:高齢者の水分補給のお悩みはヤガミホームヘルスセンターへ

高齢になると喉の渇きを感じにくく、気付かないうちに脱水になることがあります。そのため、尿の色や体温の変化などに注意し、飲み物や食事を工夫して、無理なく水分補給を続けることが大切です。

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ヤガミホームヘルスセンターでは、そのようなお悩みに寄り添い、あなたやご家族に合った介護用品選びをお手伝いします。
ヤガミホームヘルスセンターでは、経験豊富な福祉用具専門相談員が一人ひとりのニーズに耳を傾け、その人らしい暮らしを支える介護用品を状況に合わせてご提案します。
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